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『コロポックルの枕』(コロポックルのまくら)は、水木しげるによる日本の漫画作品。水木しげるの貸本漫画『地獄』のリメイク作品でもある。 == 概要 == 古来より想像される地獄の風景は、太古の人類が実際に目にしてきた実話だったというSF的物語。 『コロポックルの枕』は『週刊プレイボーイ』(集英社)1970年7月28日号から9月8日号まで連載(全7回)〔『妖怪まんだら 水木しげるの世界』(世界文化社)初出参考。〕。 1965年、佐藤プロより貸本向けの単行本として刊行された『地獄』を雑誌向けにリメイクした作品で、ストーリーに大きな変更は無い。 連載終了後、『コロポックルの枕』は1970年11月に実業之日本社から刊行された単行本「コケカキイキイ」に収録され、残虐なシーンも含めて掲載される。しかし、後に刊行される書籍からは当該シーン5ページ分がカットされ、現在刊行されている書籍もカットされたバージョンが収録されている〔『コケカキイキイ』(実業之日本社)、『コロポックルの枕』(講談社)、『怪奇館へようこそ』(ちくま文庫)、『テレビくん』(中公文庫)を確認。〕。 ただし、同様のシーンが存在する『地獄』はカットされる事無く収録されている〔『水木しげる魍魎貸本・短篇名作選 地獄・地底の足音』(ホーム社漫画文庫)を確認。〕。 本作品のストーリーについて、『地獄』ともどもマレイ・ラインスターの短編小説『The Wailing Asteroid』の翻案だという指摘がある。『The Wailing Asteroid』は、ジュブナイル小説としての抄訳を除いては日本語に訳されていないが、SFマガジン1962年6月号に福島正実によるストーリー紹介が掲載されていた〔山本弘『トンデモ本?違う、SFだ!』(洋泉社、2004年7月、ISBN 9784896918328)94ページ〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コロポックルの枕」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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